記事投稿日 : 2020/07/16 ひとり言

塾長のひとり言 雨の日の素敵な効果

雨の日は、憂鬱になってしまったり、頭が痛くなったりするなど、マイナスな印象を持っている人が少なくないと思います。大雨だとさらに良い印象なんてないと思います。そんな中、雨の日の素敵な効果を知っていると少しはプラスな印象も持ってもらえるかも。そんな想いです。

雨が奏でる雨音から出る“α波”の効果

雨が奏でる雨音からは、様々な研究によってα波が出ていることが分かっています。α波はストレスの軽減やリラックス効果、さらには集中力を高める効果があると言われています。人間が高い集中力を発揮するためには、心と身体ともにリラックスした状態であることが必要です。                     さらに、雨音はある程度一定なので、逆に周りの音をかき消してくれます。勉強だけでなく、読書や仕事など、完全な無音よりもある程度の音があった方が集中しやすいという方も少なくないと思います。

雨の日の薄暗い世界は記憶力を高める・・・

オーストラリアのニューサウスウエールズ大学の研究チームが、薄暗く、気分が物事の記憶にどのような影響を与えるかを調べる実験を行った。店舗のカウンターにおもちゃの大砲、赤いバスのおもちゃ、豚の貯金箱などの小物10個を置き、買い物客が店舗から出てきたときにカウンターに何があったかを質問した。結果は、荘厳なクラッシック音楽がかかり、寒くて風が強く雨が降っている場合の方が、太陽の輝く天気のよいときよりも、記憶力が3倍良かったのです。さらに、雨の日に買い物をした人の方が、カウンターに置かれていなかった小物が存在していたように勘違いする確率が低かったというデータまで報告されています。

どうでしたか?

集中力が高まる、記憶力が高まる、そんなことが起こるのなら雨の日も捨てたもんじゃないとプラスに思えませんか。ちなみに雨音がなくても、カフェでかかっているような音楽を流せば集中しやすい空間にすることも出来ますよ。完全な無音よりも少し音があった方が集中力は高まるという研究結果もあるので、集中して何かに取り組むときには試してみてください。ただし、J-POPのような歌詞が入っているものは、どうしても歌詞を追ってしまうため、集中の妨げになってしまうのであまりお薦めしません。

あっ、島根県って雨や曇りの日が多いってことは、勉強や仕事、読書などに適した土地なんじゃないでしょうか。「雨でやることないから勉強しよう」だと後ろ向きな感じだけど、「雨だから勉強しよう」だと前向きな感じがしていつもより勉強がはかどりそうですよね。

でも、雨の日の効果が良いからと言って、晴れの日は勉強しなくていいという理由にはなりません。勉強は毎日やってこそ結果が出やすいものです。このことは忘れないで欲しいな。

本日も、出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございます。                                    ちょっとでも幸せな気持ちになってもらえたら幸いです。