
「エア勉強」は、やった気にはなるけど成果は出ず、「私は勉強出来ない」と勘違いしてしまう悪魔の勉強法です。
まずはいくつかその事例を紹介していきます(適宜追加していく予定です)。インパクトを強くするために、ここでは敢えて辛辣に書いていきます。ご了承ください。
エア勉強001 何でもかんでも10回書く修行
3回とか5回とかいろんなパターンあり。漢字や英単語を覚えるために何回か書く等、目的があるならまだしも、「レーニン」とか5回も10回も書く。覚えているのに書く。ほとんど勉強時間ではなく作業時間となっている。書くことも大事だが、覚えたことを確認することの方がよっぽど大事。目的が「覚える」から「書く」になっている。もはやノートを埋めるだけの作業。
エア勉強002 もはや見にくい七色カラフルノートまとめ
そもそもノートまとめだけで成績を上げるのは非常に難しい。なるべく問題を解こう。ノートまとめの利点もあるだろうが、色ペン使いまくりは時間のロス。しかもきれいに仕上がれば仕上がるほど満足してしまってそれだけで終わってしまう。勉強をやった気になってしまう。ノートまとめをするにしても色は2~3色程度で十分。そして必ず問題演習をセットに。
エア勉強003 頭に負荷をかけない見ながら写しゲーム
多くのテストは何かを見ながらは解けない。写すのを練習しても無意味。自分の頭に知識を蓄えよう。筋トレと一緒で、負荷をかけなければ成長はない。自分の頭に負荷をかけて覚えて、その後問題演習で使い方を確認すること。
エア勉強004 足の引っ張り合い
「友達と一緒に勉強してくるー」と言って、実際にやるのは難易度が高い。仮に出来たとしても、結局一人でやる方が効率的だったりする。友達と一緒なら、遊ぼう!
エア勉強005 赤ペンで答を書く謎の風習
よくいる。答え合わせの時に、赤ペンで答えを書いて満足してしまう。赤ペンで答えを書くだけで成績が上がるなら、それはもはや魔法。解いて丸付けまではただのチェック。そこから自分が出来ていなかったところを「できる」に変える過程こそが真の勉強ということを心に留めておくこと。
エア勉強006 やる気に任せた
これはなかなか高度なエア勉強。はじめのうちはやる気を使ってやるもの仕方がない。しかし、それでは続かない。続かない勉強など意味がない。より高いレベルに行きたければ「習慣」を利用しよう。
エア勉強007 勉強の中身じゃなくて眠気と戦う
寝ましょう!体調管理は君の仕事だ。
これからも見つけたら増やしていきます。
ちなみに、正しい勉強の仕方はこちら。

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木にお越しいただきありがとうございました。エアではなく、どうか真の勉強を。