記事投稿日 : 2020/10/10 ひとり言

塾長のひとり言 ぐーんと成績が伸びる生徒に共通するたった1つの特徴

「成績が上がる生徒の特徴ってありますか?」

話の中で、こんな質問をされることがあります。そのときに応じて答えは変わったりするのですが、大体いつもその中に入ってくる、僕の考える「成績が上がる生徒の特徴」は、

「変わることを恐れない生徒」

です。「素直な生徒」ととも言い換えることができます。

そのまんまなのですが、例を出して説明しておきましょう。

例えば、問題の解き方。

「変わることを恐れない子」は、今までの自分の解き方に自信を持っていても、先生から新しい解法(別解なども)を教わったときに、「あ、こっちのほうがいいな」って思ったらすぐに変えられる子です。

そういう子は得てして問題解決のスピードが速いです。「いいな」と思ったことをすぐに取り入れて、ポンポン、ポンポン変わっていきます。それはもう指導する側が気持ちいいくらいに。そして、「すぐやる」ことの価値も、そっちのほうが楽ってことも知っているんです。

人は誰でも現状を変えることに不安があるものです。でも、「変わることを恐れない子」はその壁を次々と、軽々と突破していくんです。1日で、いや1時間で、いやいやものの数秒で変わっていきます。

コロコロ変われる人というのは、決して自分に自信を持っていないわけではありません。むしろ、逆です。自分にそこそこ自信があるからこそ、すぐに変化を受け入れられるのです。詳しく言えば、自信ではなく「自己肯定感(セルフ・エフィカシー)」になるのですが、ここでは総じて「心の力」とします。

余談ですが、「心の力」は、多くの場合、成功体験によって鍛えられます。上手くいった経験が、心の中で「大丈夫。きっと次も上手くやれるよ」と囁いてくれます。

強い「心の力」を持ち、実際に行動に移し、どんどん変わっていける生徒。こんな子は、たとえスタート地点がどんな場所だったとしても、困難を乗り越えて、必ず成長していきます。成績を伸ばすことが目標であれば、高い確率でそれ達成するでしょう。

最後に、「変化」と言えばあの名言を忘れてはならないでしょう。

『種の起源』で有名な英国の自然科学者ダーウィンさんの言葉です。有名な言葉なので知らない方はなんとなく覚えておいてください。

It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.

生き残る種とは、最も強きものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最も適応したものだ。

僕が出会った実際にぐーんと成績が伸びた子に共通する資質でしたので、紹介してみました。僕個人の考えなので、異論反論があればお気軽に教えてください。

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。この資質はきっと本来人は誰でも持っているものだと思います。