記事投稿日 : 2021/03/04 ひとり言

塾選びの3つのポイント

3月は、塾選びに最適な時期です。

受験終わりで塾が一番落ち着く季節で、自分に合う先生が見つけやすく、しかも次に待ち受ける中間テストは一年の中で一番点数が取りやすく、

塾で勉強した→テストの点数が上がった→やる気がでた!→勉強量が増えた!!

のサイクルに乗りやすいからです。

しかも、各塾、3月は色んなキャンペーンを実施しています。

タイミング的にも金額的にもお得な時期です。年に何回かこういう時期がありますが、

3月は間違いなくそのうちの一つです。

今回はそんなタイミングということで、「塾選びのポイント」がテーマです。

 

塾選びのポイント1 本人と合うかどうか

塾選びで一番大切にして欲しいポイントは、

「本人と塾が合うかどうか」です。

当たり前だと思う方もいらっしゃるかもしれません。説明していきます。

 

少子化のこのご時世、塾はどんどん減っています。実績が残せなかったり、評判の悪い塾は驚くほど簡単に潰れてしまいます。

だから逆に、今残っている塾のほとんどは、合格実績や、成績を上げるノウハウ、または武器をちゃんと持っています。その実績やノウハウや合格実績で塾比べをしても、なかなか上手く比べられないのが現状でしょう。

また、パンフレットやHP等はどの塾も工夫しています。見ただけではどこもいい塾と感じるはずです。逆にネットでの評判などは、特定の人が他意を持って書いていることも多く、あまりあてになりません。参考にはなりますが、決め手には欠けるでしょう。

それに、他の人がその塾にどれだけ合っていても、通う本人自身とその塾とが合っていなければ、成績アップや目標達成は望めません。だから、

「本人と塾が合うかどうか」

が重要な塾選びのポイントなのです。

では、その「本人に合うかどうか」は、どうやって見極めればいいのでしょうか。見極めるというと、難しそうですが、これが実はものすごく簡単なのです。

一度塾へ行ってみればいいのです

足を踏み入れて、塾長(教室長)やスタッフと話をするだけで、その塾の雰囲気は伝わるはずです。さらに体験授業をしてみるのもいいでしょう。そうして塾へ通う本人自身が「いいな」「ここなら頑張れそう」と思えれば、その塾に決める決めてとしては十分でしょう。

そして、実は塾どうこうより、その「ここなら頑張れそう」という気持ち自体が大切だったりします。塾というのはあくまで本人の目標達成の為の「ツール」です。どんなにいい塾に行ったとしても頑張るのは本人です。だからその本人の「いいな」とか、「頑張れそう」という気持ちが、最も重要なのです。

もちろん、例外となるケースも多少はありますが、まず優先して欲しい塾選びのポイントが、この「本人に合うかどうか」です。これを踏まえて次に参りましょう。

 

塾選びのポイント2 システムが合うかどうか

「塾」と一言で言っても、様々なスタイルの塾があります。

授業の進め方だけでも、集団形式、個別形式、集団個別併用形式、映像形式、公文方式など、

多種多様な形式がありますし、

大手の塾なのか、チェーンの塾なのか、個人塾(オーナー=塾長(教室長)=講師)かによっても、指導方針や方法は変わってくるでしょう。

「いいな」と思う塾を見つけるには、「まず行ってみること」とお伝えしました。しかし、いざ塾選びをしようとするときに、10個も20個も足を運ぶわけにはいきません。(物理的に出来るのならオススメですが、その時間があるなら早く通わせたいですね)ですから、その前段階で、通う本人に合う塾のスタイルを若干絞っておきましょう。

こんなマトリクスを使うのがオススメです。

特に、個別指導か集団指導なのかで塾のスタイルは大きく変わります。生徒別の選び方の例を幾つか載せておきます。

ある程度自分で勉強が進められて、負けん気が強い生徒 → A向き

集団形式が良いけど、先生はなるべく同じ人がいいという生徒 → B向き

勉強の仕方が分からない生徒 → C向き

他人をものすごく気にしてしまう生徒 → D向き

ある程度絞り込めたら、

そうです。実際に行ってみて、「ここなら頑張れそう」な場所を見つけましょう。

 

塾選びのポイント3 諸条件で検討

ちなみに、ある教育機関のアンケートで「塾選びの決め手第一位」は「距離」です。もちろん、距離も大事な塾選びの要素ですが、たとえ近くても、本人に合わない塾に行ってしまえば、お金の無駄になってしまいます。

ただ、前述した通り、塾とは「ツール」です。塾に通ったから必ず成績が上がるという、完璧なアイテムでは決してありません。

ですから、「頑張って通い続けること」が重要になります。「いいな」と思った塾であれば、最初のうちはやる気があるので問題ではないのですが、思春期の生徒たちですから、気分が落ちる日も必ず出てきます。体調や部活もあります。週回数や夏期講習で通う回数を増やさなければならないことも出てくるでしょう。

そこで大切になってくるのが、

「距離」や「コスト」、「開校日」などの諸条件です。ここで初めて本人以外の視点が入ってきます。

保護者と子で話し合う必要が出てくる所です。

「本人がいいとは言うけど、通うのに2時間かかる」
「本人がいいとは言うけど、月謝が払えない」
「本人がいいとは言うけど、通える日にちがない」
 

あまりないケースではありますが、これでは折角の「ツール」を活用できません。もしも、「一度行くのも躊躇われるような諸条件の塾」であれば、残念ですが、塾選びの候補からは外しましょう。

しかし、「本人にあっている」けど「諸条件が微妙」という場合は、目標達成に向けては「本人に合っている」を優先した方がいいと思います。その際は「○○という心配があるけど、それでも頑張れるの?」と本人に確認し、覚悟を持って通ってもらいましょう。

また、その際は、気軽に教室長に相談してみましょう。何か違った提案をしてくれるかもしれません。

 

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。少しでも塾選びの参考になったなら幸いです。

「塾」とは、あなたの目標達成のパートナーです。最強の味方です。受験や各々の目標に向けて、一緒に走る仲間です。

どうか、信頼できる場所を見つけてください。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。その居場所が「すずかけの木」だったら、嬉しいな。