記事投稿日 : 2021/03/27 ひとり言

達成したい目標があるのなら、そこに向かう行動の優先順位をあげよう!

「プライオリティ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

よくビジネス会話で使われていますね。「これ、プライオリティ高めでお願いします」なんて風に。どこかの知事さんが好きそうですよね、こういう横文字。

僕なんかはついつい「せっかく素敵な日本語があるんだから、日本語で言えばいいのに」なんて思ってしまいますが、試しに今度使ってみようかな。

「○○くん、この宿題はプライオリティ高めだからね」

生徒のぽかんとした顔が容易に想像できるので、やっぱりやめておきます。

ここで答えを発表しておきましょう。

「プライオリティ」とは「優先順位」のことです。

 

成果を出したきゃ、それに直結する時間の優先順位を高くしろ

「成果を出したきゃ、それに直結する時間の優先順位を高くしろ」

これは、僕がかつて参加した何かのセミナーの誰かが言っていた言葉です。なんだかあやふやすぎてごめんなさい。

でも、この言葉自体はその通りだなぁと思ったので、今も覚えています。

まぁ、当たり前ですよね。成果を上げたいのなら、その成果に直結することに時間をかければいいということです。あ、当然睡眠や食事などの健康管理はしっかりした上でね。

AとBとCというお仕事があって、自分の欲しい成果に直結するのがAというお仕事なら、BとCに使う時間を減らして、Aになるべく多くの時間をかければいいということですね。

例えば、あなたが偉大な魔法使いになりたいのなら、鈍器で相手を殴る練習に時間をかけるより、魔法の練習の時間を増やした方が有意義ですよね。あれ?この喩え、よくわかりませんか。

違う例にしましょう。あなたがプロのサッカー選手だとします。様々な能力が必要ですが、特にスピードを高めたいのなら、多くの時間を速筋を鍛える時間に費やすはずです。もっと言えば、日本代表になるために、四六時中サッカーのことを考えるはずです。プロであれが当然ですよね。

それでは、志望校に合格したい受験生なら?何の優先順位を上げればいいでしょうか?そう、これはわかりやすい。勉強の優先順位ですよね。

どうしても行きたい学校がある。でも、無理かもしれない。でも、行きたい。でも、どうしたらいいか分からない。

答えはシンプルです。勉強の優先順位を上げて、多くの時間をそこに費やすのです。

もしも、達成したい目標があるのなら、その達成に必要なことに時間を集中させましょう。言葉の定義は置いといて、「プロの受験生」になってみましょう。イメージだけで構いません。

夢中になること。全精力を傾けること。一生のうちで何かにエネルギーを全振りするなんてそうそうあることではありません。大丈夫、死にはしない。一点集中。そのぐらいの意気込みで一生懸命やってみるのです。

ゲームよりも、漫画よりも、スマホよりも、他のあらゆることよりも、何よりも勉強している時間を増やすのです。朝も、昼も、夜も、隙間時間も、なんでもない時間も、愚直に、やり続けるのです。

もちろん、やらされてやるのでは意味がありません。あくまで、能動的に優先順位を高めることが大切です。嫌々やるんじゃ、いくら時間ばかり増やしても、全然効果的じゃないですからね。

必要なのは、覚悟です。

今まで優先順位の上位になかったものをトップに持ってくるのは、きついです。辛いです。でも、その先に成長が待っているのは、間違いありません。

それを信じて、向かう覚悟。その姿勢が大切です。

実は、実際にかける時間の長さよりも、その姿勢の方が優先順位には大事なのですが、わかりやすいようにまずは計りやすい時間で、優先順位をはっきりさせてみましょう。

「いや、それはわかるけど、実際やるとなるときついよ」という方は、想像してみましょう。

勉強の優先順位を、一番上に持ってきたとき、あなたはどんな一日を過ごすでしょう。その思い通りにはいかなくても、その理想像を、できる限りでちょっとだけ真似してみましょう。成長したいならば。

そうして、自分を高めていって、強い者が勝つのが受験です。

勝ちたいならば、勉強のプライオリティを高めて、動くのです。

その行動の先に、目標達成の瞬間が待っていると信じて。

 

最後に、大事なことを1つお伝えしておきましょう。

ここまでこれだけ言ってきて、最後にこう言うのもなんですが、人生、勉強がすべてではありません。

上記の例は、あくまで目標達成に勉強が必要な場合の者です。

あなたの優先順位は、あなたが決めるのです。それを忘れないように。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。ただ、一生懸命になった時間は、きっとその先、他の何かでも役に立つからね。