記事投稿日 : 2021/04/10 ひとり言

成績UPの近道!教科の成績(内申・評定)が2以下の方はまず提出物を出しましょう

今回は、何を当たり前のことを!というお話です。

主に中学生のお話になりますが、自身の通知表に2(もちろん5段階のうちですよ)があった場合、まずやるべきことは「提出物を出す」ことです。いいですか。

「いやいや、出してるし!」という方は次のステップへ進みましょう。

「う…………たしかに……」と心当たりのある方は、折角の春ですから、心に誓いましょう。

今年度は提出物を絶対に出す!

と。

なんでこんなに提出物推しなのかというと、理由は以下の通りです。

・テストの点数を上げようと思ってもなかなか上げられない
・授業態度を良くしようと思ってもなかなか良くできない(何を持っていいとするか本人が掴みづらい)
・でも、提出物は出そうと思えば出せる(一旦やり方に関しては置いておこう)
・提出物をやることで「勉強時間(仮)」が増える
・提出物をやることで「できない」にぶつかる
・提出物をやることで整理整頓ファイル仕分けが身につく
・提出物をやることで授業を真面目に聞くようになるかも
・提出物をやることでテストの点数が上がるかも
・提出物をやることで成績が上がり自信につながるかも
 

こんなところですかね。一つずつ見ていきましょう。

  ・テストの点数は上げようと思ってもなかなか上げられない

絶対評価の現代においては、評定でいうと3.5が平均といわれますから、3が取りやすいはずなんですね。その中で成績に2がついているということは、少なくとも今の学校の勉強にはついていけていないというこです。

そんな状況でテストの点数を上げようと思っても至難の業。大体は今までの復習の内容からスタートしなければならないですからね。一人でその部分を把握し、解決し、点数を伸ばすというのは難しいものです。

それよりは提出物を出し方が楽ちん!

 

  ・授業態度をよくしようと思ってもなかなか良くできない(何を持っていいとするか本人が掴みづらい)

「授業態度を良くしよう!」となっても、何をどうしたらいいか分からないという子もいます。どういう風にすれば「良い授業態度」なのかイマイチ掴むことができないんですよね。

それに、授業内容が理解できていないのに手を上げたりすることは難しいです。寝ちゃう子なんかは、生活リズムに問題があったりしますから、直すのに時間もかかります。

それよりは提出物を終わらせる方が楽ちん!目の前にあるものを終わらすだけだからね!

 

  ・提出物は出そうと思えば出せる(一旦やり方に関しては置いておこう)

そうなんです。

極論言ってしまえば、最悪、どう終わらせるかは見るのをやめましょう。とにかく終わらせる。締切前の漫画家のように、必死になってまず終わらせる。絵が微妙になるのは致し方ありません。

何度も言います。まず終わらせる。もちろん自分で、ですよ。解答解説を使うのは構いませんが、必ず自分の力で終わらせる。この「終わらせる」という行為自体が大事なのです。

なぜなのか。さっき並べた後半部分をもう一度見てみましょう。

・提出物をやることで「勉強時間(仮)」が増える
・提出物をやることで「できない」にぶつかる
・提出物をやることで整理整頓ファイル仕分けが身につく
・提出物をやることで授業を真面目に聞くようになるかも
・提出物をやることでテストの点数が上がるかも
・提出物をやることで成績が上がり自信につながるかも
 

そうそう、提出物を終わらせることにはこれだけのメリットがあります。

紛いなりにも「机に向かう時間」が増え、「分からない」を自覚し、整理整頓の考えが頭の中のどこかにちらつき、あわよくば授業を真面目に聞いたり、提出物から出題されたテスト問題を解けたり、提出物を出したことで上がった成績を見て「お、もっと頑張ろう!」と思うかもしれません。

中学校の勉強は、気持ち一つで劇的にその出来不出来が変わります。その気になれば、あっという間に追いつき追い越すことができます。その気になれば。

人間の脳の仕組み上、その気が出てくるのは、何かをやっているときです。何かをやると、やる気を出す部位が刺激されて、やる気が出てくるのです。

提出物をそのために使いましょう。まずはやってみること。提出してみること。そこから世界は変わります。

勉強の苦手な子、なかなか良い成績が取れない子というのは、エネルギーの使い方が上手じゃなかったりするんですよね。あれもこれもとなると結局全部が積み重ならず、「頑張ったのに……」という残念な気持ちだけが残ることがあるのです。

そうならないためにも、まずは提出物から成績UPを始めましょう。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。当たり前のことが一番大事ってね。