記事投稿日 : 2021/07/12 ひとり言

学校説明会で見るべきたった一つのポイント

中3の夏は、今までと違う夏になります。

そう、受験勉強です。しっかりと勉強力を蓄える夏です。そして、その夏に高校のオープンスクールがあります。自分の志望する高校、一校のみ行く人、志望校を決めるために何校か見に行く人、様々です。

そこで、今回はオープンスクールに行く生徒から訊かれることの一番多い質問に、とってもシンプルにお答え致します。

その質問とはこちら。

「オープンスクールで何を見ればいいんですか?」

本質ですね。大体志望校がはっきり決まっていない生徒が、先生や親から行ってこいと言われたオープンスクール直前に多発します(友達と一緒に行こうぜverでもよく出てきますね)。

そんな生徒に言うことはただ一つです。

「3年間通いたいと思えるかどうか見てこい」

もちろん、人によって細かくも説明はしますが、すべてはここにつながってきます。

レベルの高い低い、立地、合格実績、理念や環境、雰囲気、修学旅行のあるなし、先輩、行事、部活、通学路などなど、志望校選びの決め手になるような要素は沢山ありますが、結局は「3年間通いたいかどうか」、それに尽きると思います。

東大に行きたければ、東大に多くの合格実績を持つ高校に「3年間通いたい」。

家から近いところがいいなら、自転車で通える○○高校に「3年間通いたい」。

あそこの高校の野球部に入りたい!なら、その野球部があるあそこの高校に「3年間通いたい」!

人によって高校に望むものはもちろん異なりますが、どの要素がどのくらいの割合なのか決めるのは生徒本人です。総合して、「3年間通いたい」高校をまず見つけましょう。

現在通っている学校で「説明会シート」等をもらって、それを埋めてくるように指示されている子もいますが、それがただの作業にならないように注意が必要です。その情報を踏まえて「3年間通いたい」かどうか判断できるように、五感すべてを使ってオープンスクールに臨むようにしましょう。

人間は自分が決めたことであれば、それが結果良くても悪くても、頑張れる力を持っています。あなたが頑張れるかどうか、その根拠になりそうな要素を、是非オープンスクールで見つけてきてください。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。大人だって「やりたいかやりたくないか」はとっても大事。