記事投稿日 : 2021/12/15 ひとり言

Google先生よりもいい説明をすることを目指そう

さて、突然ですが、わからないものをネットで調べる時に、「ググる」って言いますよね。

天下のGoogle先生に頼るから、ググる。僕もよくググります。わからないものを素早く知るには最高の手段と言っても過言ではないでしょう。もうGoogleが無かった世界でどうやって調べ物をしたのか忘れてしまうくらい当たり前になってきていますよね。

これだけ当たり前になってきたものですから、きちんと使いこなせるに越したことはありません。答えを探す時には、ググり方も大切です。「~とは」を付けたり、スペース入れてワードを付け足したりね。

ただ、もうご存知かと思いますが、ネットの世界の情報は玉石混交。良いものも悪いものもいっぱい。その中から自分にとって必要な確かな情報をゲットするには、ある程度の情報リテラシーも必要になります。Google先生に上手に頼るには、その情報の海を渡る力が必要なわけですね。ずらっと出てくる検索にヒットした情報の中から、自分が求めているものを探し当てなければなりません。天下のGoogle先生にも課題はあるわけです。

それにね、ちょっと昔の話をしましょう。

昔、一緒に働いていた講師に、とっても宇宙好きがいました。その先生に、当時の中学3年生の子が、休み時間にたまたま天体の質問をしたんですよね。

そしたら、彼はどこからか画用紙を持ってきて、さささっと銀河の絵を書き始めて、「これがね地球。これが太陽系で、これが天の川銀河……」と始まったんです。その彼の説明が、本当面白かったんですよね。

太陽が動いていることや、その周りを地球や他の惑星がどう廻っているのか、月は?金星は?隕石は?ブラックホールは?他の銀河は?なんてことを、彼はノリノリでテンポよくかつわかりやすく説明し続けたのです。質問してきてくれた子の好きな映画の話も織り交ぜながらね。いつの間にか、彼の周りには生徒や講師が集まってきていました。

目をキラキラ輝かせて、彼の話に夢中になるみんな。なんかいいなぁって思ったんですよね。「Google先生よりもわかりやすいじゃん!」って誰かが言っていたのが印象的でした。ん、あれは僕だったかな?

その後の講師研修でも、何度かそのフレーズ使ってましたね。「Google先生にはできない、あなたらしい、その子に合った説明を心掛けてください」みたいなね。

当塾では、生徒に学習内容の説明をしてもらうこともありますから、その際に使ってみようかな「はい、Google先生以上の説明をしてください」なんて。

もちろん、僕自身も肝に銘じて頑張ります。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。
知識量じゃなくて、伝え方で伝わり方って変わるからね。
 
余談ですが、宿題を出したときに「ググろう」って言った生徒には、もちろん説教しました。