記事投稿日 : 2022/04/08 ひとり言

できなくて当たり前になっていないか

何でもそうだと思うのですが、

「どうせできない」と思って取り組み始めるのと、「やればできる」と思って取り組み始めるのだと、情報の受け取り方に大きな差が出てくるのは、何となくイメージがつきますよね。

それまでの経験から、自己肯定感の低い子(もしくは正しく認識できていない子)や成功体験がうまく集められなかった子は、この「やればできる」という想像がうまくできません。そうして負のスパイラルに陥っていきます。

「どうせできない」と思ってやると、感情に忠実な脳は「なるほど、できなくすればいいんだな」と、無意識に「できちゃダメだよ」フィルターをかけます。いくらやっても覚えられない、いくら練習してもうまくいかないというのは、ある程度まではこのフィルターが大いに関係していると思われます。

やってもできないというのは辛いものです。その負の記憶が蓄積されると、どんどん「やっぱり自分はできない」「どうせできない」という考えが大きくなってしまいます。

そうなると、特大の重りを持ちながら走っているようなものです。修行ならいいのですが、それで勉強やお仕事がうまくいかないなら、さっさとフィルターを外してあげる方が楽です。

何しろ、自分で勝手に自分にかけているフィルターですから、「いや、やっぱり俺はできる」と思うだけで解除できます。

はい、「できないのが当たり前」になってしまっているなぁと自覚しているあなた。最初は感情がこもってなくてもいいから言ってみて。

「俺はできる」「私はできる」

そしてフィルターが解けた状態で、小さな成功体験を集めて、どんどん心の力を高めていきましょう。

いっぱいチャレンジすればいっぱい失敗もしますが、いっぱい成長できます。

まずはフィルターを外すことからやってみよう。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。
もちろんネガティブなことを言いながらも、それを安心やゆとりの材料として使えている方はいいんですよ。