記事投稿日 : 2022/04/12 ひとり言

日常の「楽したい」に打ち克つこと

時間があるということは、やりたいことができるということだ。

やりたいことをやるというのは、もちろんいいこと。でも、そのやりたいことをずっとやり続けるためには、やるべきことをやらなくてはならない。

わかりやすいのが勉強だろう。勉強しないと、職業にしろ行ける場所にしろ、選択肢が限られる。やりたいことが勉強だったら最高だけど、ほとんどの場合勉強はやるべきことに分類されるだろう。

もしあなたが一日中家に居て、好きなように過ごしていいと言われたら、「やるべきこと」に使う時間はどれくらいだろう。

こう言われて過ごす最初の一日二日は「やるべきこと」に時間を意識して割けるかもしれないが、なんでも、続けるのは難しい。

 ダイエットなんて簡単だ。もう100回以上やっている。

なんて名言があるくらい、大人にとってもやるべきことを続けるというのは大変なことだ。人間の意志というのはとても弱いものだから。特に誘惑が身の回りに多くある自宅でやるべきことをやり続けるというのは想像以上に大変なこと。「楽したい」という気持ちが絶えず君を襲うだろう。

そんなときはどうしたらいいと思う?身を任せる?

抗いたい気持ちが少しでもあるのなら、ヒントをお渡ししよう。ただし、誰にでも効果的なヒントかどうかはわからない。それを前提に聞いてほしい。

人間を動かす5つの要素。それは

 1、希望
 2、危機感
 3、正しさ
 4、気持ちよさ
 5、人の想い
 

なんだそうだ。確かに、勉強に「気持ちよさ」を感じられる子はもうそのまま突き進んでくれ。

他の要素にも目を向けてみよう。

まずは「希望」。学校や塾もない期間、一人で勉強が進められるようになれば、それはイコール周りに大きな差をつけられるということは間違いないだろう。何より人間というのは楽をしたがる生き物。その中で自力で学ぶということを身につけられた者は、この先の人生においても活用できる大きなアドバンテージを得たと言っても過言ではない。素晴らしい。間違いなく選択肢は広がっていく。そこに希望を見出せる者は、それをモチベーションに頑張って欲しい。

次は「危機感」。上記の逆である。やらないと、密かにコツコツやっている子たちと差は広がるばかりである。いつか戦うのはだけは間違いない。

「正しさ」。まぁ、これで動ける小中高生は多くないとは思うが、「え、勉強するのって当たり前でしょ」という価値観は大きな武器になる。

「人の想い」。あなたが勉強して嬉しくない人は周りにいるだろうか。いるなら付き合い方を考えた方がいい。勉強するってことは、前述の通り、君の世界を広げるということだ。誰にもその邪魔をする権利はないし、君が勉強していたら基本周りの人は嬉しいと思うよ。

そう考えると、長期の休みは、以上の要素をうまくモチベーションにして、やるべきことをやることの練習期間とも言える。縛られるものは少ないけれど、実は自由というのが一番厄介だということに多くの人が気付いているだろう。

「楽をしたい」気持ち。それが悪いわけじゃない。僕だって負けるときがある。でも、いつもじゃいけない。だから、今日は踏ん張ってみよう。今日できたら、明日もチャレンジしてみよう。結果よりも意志が大事だ。日々挑戦しよう。そしていつか、

打ち克て。

それが更なる高みに君を連れて行ってくれる。

見える景色も変わっていくはずだ。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。