記事投稿日 : 2022/06/05 ひとり言

一冊やり続けるのがいい?何冊もやるのがいい?教材の使い方の注意点

「家でさせる問題集ってどんなものがいいですか?」

「問題集って何冊もやった方がいいですか?」

先日、問題集(教材)に関する質問をいただきました。そのときに答えたことをここでも話しておこうと思います。塾に通っていれば、自分に合った教材やプリントをもらうことが可能ですが、ひとりで勉強しているとそうもいかないですからね。あくまで個人的な意見ですが参考になれば幸いです。

基本的に、「1つの教材を何度もやったほうがいい場合」と「色んな教材をやったほうがいい場合」に分けて説明しましょう。教科や現状やその他の要因で、これが分かれてくるイメージです。

例えば、勉強始め。ここで色んな教材を使うのは得策ではありません。1つ。自分の好きな教材や信頼できるものに絞って、集中して取り組みましょう。まずはここで基礎的な知識を身につけるのです。

数学などの科目では、そのまま1つの教材を徹底してやり込んで、解法や内容を説明できるくらいやり込みましょう。解けない問題がなくなるまでとしてもいいです。レベルを上げるときに違う教材を使うイメージです。

暗記科目系であれば、ある程度理解してきたなというところで、同じ範囲で同じレベルでも「色んな教材をやってみる」といいでしょう。同じ問題集を何度もやっていると答えを覚えちゃったりするしね。もちろん解答を見て問題を答えるみたいな使い方もできますが、刺激がなくなってきたら他のものをやってみるのもオススメです。教材を変えても何度も出てくる重要な語句などに注意して勉強を進めるといいでしょう。

ただし、苦手科目やまだ勉強の仕方が身についていない段階では、あれもこれもは危険です。なるべく薄い教材を短期間でどんどん終わらせて、成長感と達成感を味わいながら、「心の力」を伸ばしつつ進めましょう。

教材は武器です。ツールです。あなたの味方です。使うことによって、成長していきます。一番良くないことは「やらないこと」です。教材もあなたが解いてくれることをきっと待っていますよ。

最後に、市販教材の選び方について僕がよく言っていることです。

基本的に、本屋さんに出回っている教材は「良い」とされているものです。従ってレベルさえ間違えなければどれでもいいと思います。ただひとりで解いて、ひとりで丸付けをして、ひとりで理解しなければなりません。ですので、問題集にでている問題ではなく、解答解説を見て、自分にとって理解しやすいものにしましょう。色の使い方や図の見やすさ、解説に使われている字体など、読んでいて嫌じゃないものにするといいでしょう。

 

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