期末テストが近づいてきました。
そこで今回は、テスト前の勉強法についてのお話です。
中学校のテストは、単元が終わったら実施される小学校のテストと違い、実施が時期によって決まっているので、そこまでに進んだ幾つかの単元が出題されることが多いです。
そうなると何が困難になるのか、その一つをちょっとお話ししましょう。
単元毎のテストでは、 1、知識を取り出す 2、解く
でいいところが、単元をまたいだテストでは、 1、選択する 2、知識を取り出す 3、解く
になるわけです。この「選択する」が厄介。問題に対して、何を使うかを選択するわけですね。
単元毎だったら、この「選択する」が容易なわけです。「方程式」なら「方程式」、「過去形」なら「過去形」、「イオン」なら「イオン」とある程度当たりがつけられますね。
総合問題では、「方程式」なのか「文字と式」なのか、「過去形」なのか「三単現」なのか、「イオン」なのか「化学反応」なのか、その他諸々色々考えないといけません。この「選択する」というのが意外と大変なわけです。
これを間違うと、もしくは頭の中で仕分けができていないと、方程式じゃなくて普通の分数の足し算なのに通分ではなくて分母を消してしまったり、英作文の時制や文法が滅茶苦茶になってしまったりするのです。
ですから、総合的なテスト前には、各単元をしっかり固めておくと同時に、総合的な問題の演習で「選択」の練習をする必要があるのです。
中学校のテスト前には単元をまたいだ総合問題を解いて仕上げをしなければならない理由。
それは、「選択する」力を磨くためです。
本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。 もちろん、定期テストだけじゃなくて、習熟度テストでも同じだよ。