記事投稿日 : 2022/08/03 ひとり言

なぜ?を感じると、なぜ勉強や暗記がしやすくなるのか

「すずかけの木」の掲示物の一つにお約束があります。そのお約束の一つに「なぜ?を感じること」というものがあります。

例えば問題を間違えたとき、「なぜ?」を感じられれば、そこから成長タイムの始まりです。その思いのまま理由を突き止め、それを踏まえてやり直しができれば、あなたはまた一つ成長するでしょう。

「なぜ?」を感じず赤ペンで直すだけではどうでしょう。成長できますか。それで成長できるのならこれほど楽なことはありませんよね。

「なぜ?」を感じるということは、「興味を持つ」ということと似ています。興味が持てれば、頭にも残りやすいですし、考える材料にもなり得るわけです。興味のないものは脳がどんどん捨てていきますから、材料にもなりません。

また、「興味を持つ」ことで手にいれた知識は、リンクし繋がりを持って、その世界を広げていきます。結果どんどん新しい情報が手に入って、ますます興味深くなったり知識が増えたりするわけですね。

まとめてみます。興味を持つと何がいいのか。

・能動的になる→楽しい

・頭に残りやすくなる

・興味が循環する

良いこと尽くめですね。

だから、好きな漫画やゲームのキャラクターの名前は覚えられるのに、英単語や漢字は覚えられないといった「能力では説明できないこと」が起こってしまうのです。語弊を恐れずに言えば、そういう子は英単語や漢字には興味がないわけですね。

では、興味がないものに興味を持つにはどうしたらいいのでしょう。それは一筋縄ではいかないですが、よく知ることが重要です。例えば僕が名前を一人も知らないアイドルグループの子たち46人の名前を覚えるとしたら、紙とペンを用意してひたすら名前を書くよりも、ライブに行ってみたり動画を見たりするのが一番手っ取り早いでしょう。興味を持ってから覚える方が楽なわけです。

勉強も実は同じです。同じというのは、よく知れば興味が持てるということです。なんだかつまらなさそうな各教科も、中をじっくり覗いてみると、案外面白かったりするんです。面白さの種は所々に隠れているので、是非見つけてあげてください。その種を見つけるためのヒントが、「なぜ?」です。「なぜ?」が浮かべば、勉強が楽しくなるし、成長にもつながるし、なんだか一石二鳥以上な感じがしませんか。

だからこそ、まずは「なぜ?」を感じるまで相手をよく知ってみましょう。

それが解明される頃には、あなたはそれまでよりちょっとだけ相手のことが気になっているはずです。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。