記事投稿日 : 2022/08/06 ひとり言

模試をすぐ直す子が成績を上げやすい3つの理由

テスト直し、特に模試(習熟度テスト)の直し、なるべく早くがもちろんいいわけですが、前職の頃から結構「やってません」「忘れました」の声を聞いていたんですよね。強制的にとも思うのですが、やはりここは能動的に動いて欲しいところでもあります。

というわけで、今回は「なぜ模試の直しを早くやるといいのか」についてです。逆説的に、模試を早く直す子は成績が上がるという仮説をたてて説明していきます。それでは参りましょう。

 

自分の出した答えが気になっているから

いわゆる「意識が高い」というやつです。能動的に、自己採点をして解説を見て直しができるということは、自分の解答に興味を持っている証拠です。その「興味」が持つ力は先日のニュースでも説明していますね。つまり、興味を持ったことは頭に入りやすいということです。

その姿勢こそが、模試を早く直す人が成長しやすい理由ではないでしょうか。それはやらされ勉強じゃ手に入らないよね。

 

最初からある程度自信があるから

こんな理由も考えられるでしょう。

何においても、「早く結果が知りたい」って思う人は、そこそこ自信がある人ですよね。自分が苦手ものや嫌いなものを人は避けようしますもんね。「全然わかんなかった」という模試をわざわざ積極的に直せるのはよほど強い人でしょう。

ある程度の自信と誇りを持って模試に臨み、そこからまた一つ高みへと行くための成長切符を受け取りましょう。

 

自分の課題に早く気付けるから

直しを早くするということは、自分の課題に早く気付けるということです。

「ああ、普通の計算と方程式の違いが分かっていなかったなぁ」「単語がやばい」「地理の時差の計算がわからない」などなど、テストの採点をしてみると自分ができていなかった部分がはっきりしますよね。何となく理解していたけれどテストじゃ通用しなかった部分などもわかります。

そこが自分自身の成長チャンスポイントです。課題発見ができれば、あとはその課題を解決するだけです。ビジネスでも勉強でも怖いのは課題が何だかわからないときで、課題がわかってしまえば対処策が考えられます。

課題は、針みたいなもの。

自分に向けられたそれを見つけるのは辛いし怖いし苦しいけれど、本当に怖いのは自分の課題が何だかわからないときだから、恐れずに積極的に見つけに行こう。課題がわかってしまえば、対処策が考えられる。

課題は、指針になる。

だからこそ、なるべく早くね。

以上、3つの理由でした。

ね、早くやった方が得でしょ。怒られながらやらされながらやるなんて嫌だよね。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。
大変なのはわかっている。だけど、必ず自分のためになる。