テスト前の準備の際に、ワークを2周や3周して満足しているような子がいます。
いやいや、もちろんそれ自体は悪いことではありません。むしろグッジョブです。やらない子の方がBADです。
しかし、そこで満足してしまう子の多くが抱えているのは「2周3周やった」という作業に対しての満足感なんですよね。
作業では、自分の頭はそんなに使っていませんから、成長への効果は薄いです。たとえ間違い直しで全部正解になったとしても、頭の中で使える知識になっていないことが怖いんですよね。
「正解する=わかっている、できる」ではないんですよね。正解自体は勘でも記憶でもできてしまうから、少し出題のされ方を変えられると再現できない可能性も高いです。
ですから、「説明する=わかっている、できる」にしなければならないのです。選択肢の問題であれば、その選択肢がなぜ正解ではないのか、まで説明できるようになるといいですね。
つまり、使える知識になっているかどうかまで確認することが大事です。
だから、私はそんな子を見つけたら、こんな質問をします。
「100点取れる準備ができたってこと?」
彼らはハッとするような顔をします。その行動の目的を改めて気付かせてあげるということですね。
これは、もちろん自分でもできます。勉強以外でも使えます。ぜひ活用してみてください。
本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。 「自分は目標を達成する準備ができたってこと?」