記事投稿日 : 2024/08/10 ひとり言

エア勉強の本当に怖いところ

勉強に慣れていない子を見ていると、よくやっている勉強風の行動があります。

それは、教科書やワークをただただ眺めること。(解答や説明ページを見ながら)答えを写して書くこと。友達と勉強すること。などなど。

ご存知の通り、これをやってちゃんと学力が伸ばせる子は一握り。ほとんどの子にとってはただただ時間が過ぎ去っていくエア勉強です。

どうせやるなら、それを本物の勉強に変えて、成長したほうが得だと思うのですが、いっときの楽をとってしまうんですよね。

でも、この行為の怖いところは「効果がない」ことじゃないんです

効果がないなんて、やっている本人だってなんとなくわかっているはずなんですよね。でも、「勉強してそうに見えるから」こういう行動をとるわけです。はい、ここです。ここが一番怖いところです。

つまり、その子にとって勉強は「やらされるもの」で、「自分に負荷をかけて成長しよう」なんてほとんど思ってないんですね。「楽して成長できたらいいな」ぐらいでしょうか。

やり方を変えたとしても、この気持ちが根底にある限り、エア勉強は続きます。

まずは長年の経験で染み付いたその気持ちを変えることから。そこが成長のスタートになることが多いです。

あなたも、あなたの周りの子も、もしエア勉強していたら注意してください。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。
人間って弱い生き物だからね。