
以前、塾で働いていたときのことです。
学校で嫌なことがあった、中学生の女の子が、ご機嫌ななめのままに塾にやってきました。担当の女性講師が、優しく話を聞き、本音を引き出すような質問をし、彼女の心をほぐしていました。
次第に女の子も落ち着いてきて、反省の色を見せた頃、そっと諭すように言った言葉がこれです。
「自分の機嫌は自分で取りなさい」
なるほど、いい言葉だなぁと思いました。
自分への戒めになる言葉として今でも大切にしています。
人にはみんな感情があります。
だから、時々それが外に出てしまって、人を傷つけたり嫌な気持ちにさせたりすることが、誰にだってあります。
世の中にはなぜかそれを当たり前のようにする人がいます。「自分は不快だ!おい、気遣えっ!」と言わんばかりに、不機嫌を主張してくるような人が、本当に、たまにですけど。
怒り顔でムスッとしているより、笑顔で「こんにちは」と明るい調子でいるほうが、きっと人生は楽しく過ごせる。
自分の心のコントロールをするのは、他の誰でもない自分の役目です。自分のコントロール不足を、わざわざ露呈するようなことはしないようにしましょう。
「自分の機嫌は自分でとりなさい」
自分の機嫌は、自分で取る。いつもなるべく上機嫌でいる。
そのほうが、きっと内申点だって上がるよ。
今日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。幸せになるために、幸せになる心の準備をしよう。