幕末の教育者、吉田松陰先生は言いました。
一日一字記さば
一年にして三百六十字を得、
一夜一時怠らば
百歳の間三万六千時を失う。
一日は24時間。みんなに平等で、
そして、いつか必ず終わりがやった来る。
本日はその限りある資源である「時間」の節約術をまとめてみました。
【TIME!】シリーズ第3弾です!!
過去の【TIME!】シリーズはこちら。
1、定位置を決める
一般的なビジネスマンは、一年のうちで役150時間の間、ものを探しているという調査があるそうです。
また、仕事以外も含めれば、私たちは人生のうちでなんと153日ほどの時間を捜しものに費やしているそう。
僕もよく家の中で、鍵や財布を探してしまいます。これはマズイ・・・。
その対抗策として、
ものの定位置を決めることが挙げられます。
定位置を決めれば、探す時間は減り、脳への負担も軽減し、行動の効率も良くなります。仕事道具はもちろん、パソコンの中の各種データや、家の鍵、リモコンなども、居場所をきっちり決めてしまいましょう。
はい、僕は今決めました。あとはちゃんと戻すだけで、時間が節約できます。
また、自分の心の持ちようも、定位置を決めとくと楽ちんです。俗に言う「軸」というやつですね。軸があると判断スピードが早くなります。
例えば、「迷ったら困難な道を選ぶ」という軸を持っていれば、分かれ道に出会ったとき、決断するのが早くなります。
自分の心の定位置も忘れないようにしましょう。
2、やらないことを決める
「やることはリスト化して管理しなさい」
ビジネス本などでよく目にしますね。
リストとしては、「To Doリスト」が有名です。メモとしても役に立ちますし、備忘録にも最適です。
リスト作成のポイントは、期日を設定すること。
お尻を決めて動くほうが、人は動きやすいそうです。
それをするだけで「To Doリスト」が計画表にもなりますね。
しかし、やることを決めること以上に、やらないことを決めることが重要だと言う人もいます。
確かに、先ほどの「軸の定位置を決める」と同様、やらないことを決めるだけで、迷ったり悩んだりする時間は減りそうです。期間を定めて、その間だけでも、例えばゲームや漫画、YouTubeを見ることをやらないと決めれば、もっと必要なことへ自分の時間が割けます。
さぁ、断捨離のイメージで、あなたにとって優先順位の低いことを、やらないことに選ぶ勇気を持ちましょう。
3、セルフ・エフィカシーを高める
最後です。
セルフ・エフィカシーという言葉をご存知でしょうか。日本語では「自己効力感」と訳されます
自己効力感(じここうりょくかん)(self-efficacy)とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できるかという可能性の認知。心理学用語。
簡単に言ってしまえば「出来そう感」です。
「出来そう感」が高いと、すぐやれます。
逆に「出来そう感」が低いと、当然ですが、やるのに時間が掛かってしまうそうです。
人間は80%以上うまくいくということしか基本的には行動しない。
こんな研究もあるそうですから、セルフ・エフィカシーが低い状態では、自然とチャレンジ回数や行動回数が減ってしまうわけで、慣れや練習による効果も薄くなります。余計に時間がかかってしまうわけです。
そう言えば、1と2のコツも自分で「決める」ことでしたね。
「決める」という作業にもセルフ・エフィカシーが重要です。そこで悩んだり迷ったりしてしまっていては、本末転倒ですからね。
実はこのセルフ・エフィカシーは育てることが可能です。
「beの理論」を活用したり、行動自体を繰り返し実行したりして、他者の協力や自分自身でこのセルフ・エフィカシーを高めていきましょう。
どんどん時間は節約されて、あなたはあなたしか出来ないことや、やりたいことに時間を活用できます。
人生は有限。どうせなら上手く時間を使いたいものです。
仲間に手伝ってもらうのもいいですね。
そうか、その手もある。
というわけで、どうやら3つじゃ収まらなさそうなので、いつかまた節約術を見つけたらご報告致します。
最後はインドの宗教家ガンジーの有名な言葉で締めくくりたいと思います。
Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.
明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい。
本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。今日も素敵な一日を。