週のスケジュール表というのを作っています。
簡易的ですけどね、これが結構効果的だったりするんです。
今回は、スケジュールを決めることで、どんな効果があるのかを端的にまとめてみました。大きく分けて3つにしてあります。きっとまだまだあるでしょうが、各々独自に付け加えていただけたら幸いです。
それでは始めていきましょう。
やるかどうか迷わずに済む
人間には「意志力」というものがあります。
これは使えば使うほど減っていくもので、「迷う」とか「悩む」というときには、大きく消費されます。
もちろん使いすぎるとパフォーマンスは落ちます。ですから、使わなくてもいいところでは極力使いたくないものです。
そこで、意志力を消費しないためにオススメの方法が、スケジュールを決めること。つまり、「やると決めてやるということ」です。
スケジュールを決めることで、やるかどうか迷わずに取り組めるので、無駄な意志力の消費を抑えることができます。
「お、ここから晩ごはんまで一時間。どうしよう、宿題しようかな、やめようかな・・・うーん」なんて悩む時間は時間と意志力の無駄です。
どうせやるなら決めてやって、意志力を温存しましょう。そしたら、また他のことにエネルギーを使えますね。
受動的ではなく能動的にできる
人間誰しも、「やれ」と言われてやるのはつまらないものです。
どんなに面白いゲームも、強制されてやれば、最初は楽しいかもしれませんが、そのうちだんだんと重荷になっていきます。僕らって基本、能動的に動きたい生き物なんですよね。
勉強もスケジュールがないと、「あんた宿題やったの?」と誰かに言われがちです。言う方も、言われる方も、その後の流れが想像できませんか?
どうせやるなら、たった言われる前に動くだけで、なんだか少し気持ち良く行動することができます。
だから、スケジュールは自分で決めることが大事。人から決められたスケジュールは、受動的なスケジュールで、やらされ感が出てしまいます。
もちろん誰かにアドバイスをもらうのは構いませんが、最終的な決定や納得は自分がするようにしましょうね。大事なことなのでもう一回。能動的にスケジュールを立てることが大事です。
失敗したときに振り返ることができる
人生というのは、思い通りには進みません。
スケジュールを立てたとしても、様々な理由で思うように実行できないことがあるでしょう。というか、初めのうちはそればっかりでしょう。
そんなものです。でも、スケジュールを立てたおかげで、「うまくいかないなぁ」と気付くことができます。これがとっても大事。
いいですか、覚えておいてください。「うまくいかないなぁ」こそ、劇的な成長のチャンスなのです。
何かをやってみて、「うまくいかないなぁ」を見つけたら、「なんでうまくいかないんだろう」と考えてみましょう。
考え得る理由を次々挙げます。何個でも。やる気の問題?物理的な時間の問題?見通しが甘かった?しょうがない予期せぬことが起こった?
問題が分かれば、それに対する答え(もしくは答えっぽいもの)は見つけやすいです。見つけたら、試してみましょう。
・やる気がない → もう一度目的を考える、やる気に頼らない方法を考える、誘惑に負けない方法を考える、いっそやめるetc. ・物理的な時間の問題 → 優先順位を決める、やらないことを決める、方法を考えるetc. ・見通しが甘かった → 次の計画に活かす、余裕を持ったスケジュール作成をするetc. ・しょうがないことが起こった → 予期せぬことは必ず起こると知っておこう!
仮説を立てて、解決策を試してみるんですね。それがうまくいけば、また一つ成長です!やった!
これを繰り返して、だんだんと自分に合う目的を叶えられるスケジュールの立て方を身につけていくのです。
また、太字にもしてありますが、大切なことなのでもう一度。「予期せぬことは必ず起こります」。未来なんて、誰にもわからないんだから。
だから、準備するのです。頭を使うのです。先を見るのです。余裕を持つのです。
逆に、いつまでも予期せぬことに流されてばかりいるのであれば、それはちゃんと頭を使っていない証拠です。もっと自分を知り、もっと自分に合うスケジュールを立てましょう。
そう、スケジュールを立てることで、そしてそれを振り返ることで、あなたはあなた自身をより深く知ることができるのです。
以上が、スケジュールを立てることの3つのメリットです。
本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。決めてやるってやっぱり強いんだよね。