出雲市の個別指導塾 すずかけの木に新しい仲間が加わりました(実際には居ません)。
好奇心旺盛な仔猫のハナさんです。
これからもちょくちょく登場予定です。皆さん、どうぞ宜しくお願いします。
さて、今回はこのハナさんに頑張っていただくミッションを用意しました。ですが、このミッション、なんと、失敗してしまうと星ごと消滅してしまうかもしれないという危険なもの。事前にミッション内容とその危険性をハナさんに伝えました。しかし、そこは好奇心旺盛なハナさんです。「やります!」と即答(わかっていないだけかも・・・)。
(打ち合わせ通りにやってくれるかどうか)多少の不安はありますが、世界中の子どもたちのためにがんばってもらいましょう。
それでは今回のミッションを発表します。
「宇宙の帝王への単独インタビュー」です。
宇宙の帝王とは、そうあの人。しっかりと学ばせてもらいましょう。
宇宙の帝王フリーザ様から学ぶ数字の大切さ
ハナ「こ、こんにちは。はじめまして、ハナと申します。今日はその、よ、宜しくお願い致します」
フリーザ様「お~ほっほほ、私の話を聞きたいとは稀有な方ですねぇ。ちなみにですが、このニュースの読者にサイヤ人はいませんか?」
ハナ「・・・? だ、大丈夫だと思います。地球人だけだと思います」
フリーザ様「それはよかった。それでは早速、本題をどうぞ」
ハナ「あ、はい!今日お伺いしたいのは、このシーンについてなんです」
フリーザ様「あぁ、はいはい。よーく覚えていますよ」
ハナ「このとき、わたしたちは全員驚愕しました。感じたのは圧倒的絶望感です。しかし、穿った見方をすると、何もここで相手に戦闘力を言う必要はないんじゃないかという意見も・・・(棒読み)」
ギロリと睨まれてたじろぐハナさん。
フリーザ様「ふふふ。では、逆にお聞きしましょう。私がここで、戦闘力を数字で言っていなかったとしたら、どうでしょうか?」
ハナ「?」
フリーザ様「私の戦闘力は、すごく高いですよ」
ハナ「!!」
フリーザ様「その台詞が有名になることはありません。私自身のキャラ付けも弱くなるでしょう。あなた方は、セルや魔神ブウの戦闘力を覚えていますか?」
ハナ「い、いえ。覚えていません」
フリーザ様「そうでしょう。私はここで、敢えて数字を使うことで、大きなインパクトを残したのです。でなければ、映画で復活することもなかったかもしれませんねぇ」
ハナ「な、なるほど!数字を使って具体的にすることで、より大きなインパクトや恐怖を与えたってことですね」
フリーザ様「ふふふ、あなた、見た目に寄らずお利口さんですね。その通りですよ。具体的な方が伝わりやすいのです。よく、私も部下に言うんですよ」
ハナ「数字の使い方についてですか?」
フリーザ様「ええ、そうです。頑張りました、や、よくできました、という報告はいらないと。頑張ったならどれだけ頑張ったのかを具体的に言いなさいとね。そのときにとっても役に立つ武器が・・・」
ハナ「数字っ・・・というわけですね」
フリーザ様「おーっほっほほ。その通りですよ。あなた、なかなか筋がいいですねぇ。頑張った、よりも、何ページ進めたと言え。よくできた、よりも、何点取れたかを言え、と伝えています」
ハナ「なるほど、ありがとうございます!他にも数字を使った技などはありますか?」
フリーザ様「いいでしょう、教えて差し上げましょう。数字は報告など相手に何かを伝えるときにももちろん便利ですが、もっと使えるときがあります」
ハナ「もっと使えるとき・・・?」
フリーザ様「自分自身を見つめるときです。例えば、目標から自分が今どれだけ離れているか。距離や点数や%を使えば、進捗がわかります。目標が【良い点数】、現在地が【悪い】ではお話になりません。ですが、目標が【70点】で現在地が【30点】ということがわかれば、到達するために何が必要か考えることができるようになります」
ハナ「具体的にすることで、自分はもちろん、誰かと一緒にも考えやすくするわけですね」
フリーザ様「その通り。考えるための材料は具体的でなければなりません。具体的な材料が、具体的な戦略や解決策を生み出します。これがなければ、宇宙は統一できません」
ハナ「(宇宙を統一する気はないけど)な、なるほど。他にも例はありますか」
フリーザ様「そうですねぇ。・・・自分がイライラしたときなんかも使いますねぇ」
ハナ「数字を、、、ですか!?」
フリーザ様「ええ。何を驚いているんです?その驚きは100点満点中何点の驚きですか?」
ハナ「!!・・・80点くらいです。なるほど、感情にも点数をつけていくんですね」
フリーザ様「そうです。生き物というのは本能で、モヤモヤしたものや未知のものを嫌ったり怖がったりするようにできてますからねぇ」
ハナ「フリーザ様が伝説の超サイヤ人を恐れたように・・・」
また睨まれるハナさん。泣きそうになる。
フリーザ様「まぁ、いいでしょう。その通りです。ですから、そのモヤモヤしたものに数字をつけて、具体的にしてあげるのです。怒りや妬み、怖さや何とも言えない感情は、たった数字をつけるだけで少し落ち着いてきますよ」
ハナ「なるほど!!」
フリーザ様「実際、私が超サイヤ人と対面したときも、私がきちんと相手の戦闘力を数値化して準備できていれば、数字を使って慌てずにいられれば、勝機はあったのです。まぁ、次にやれば100%私が勝つでしょうけどね」
ハナ「(多分無理だと思うけど・・・)そ、そう・・・ですよね」
フリーザ様「あらあら、もう次の予定が迫っているようです。残念ながら、お開きのようですねぇ」
ハナ「あ、もうそんな時間ですか!今日はお忙しい中、本当にありがとうございました!」
フリーザ様「あなたは、なかなか優秀ですから、次回は、星の壊し方を教えて差し上げましょう」
ハナ「あ、(全然必要ないけど)ありがとうございます!」
ハナ「宇宙の帝王フリーザ様でした!ありがとうございましたー」
もうちょびっとだけ続くんじゃ
というわけで、フリーザ様へのインタビューは終了です。
数字の大切さ、伝わりましたでしょうか。
お仕事はもちろん、勉強においても情報を具体的にするために、数字を使うことは大事なことです。自分でもわかりやすい、相手にもわかりやすい、せっかくのそんな最高のツールを、有効活用しましょう。
本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。 目に見えないものは、まず目に見えるようにすると、わかりやすくなる。