当たり前のことを言いますが、
早く楽に簡単に手にいれたものは、早く楽に簡単になくなってしまう。
知識だってそう。
僕らの子どもの頃と比べて、今の時代はどんな情報も簡単に手に入る。勉強でわからないことがあっても、検索すればわずか30秒もせずに答えがみつかる。
でも、相も変わらずみんな学力の心配をしている。わからないことがあればすぐに解決できるのに、だからといって学校の内容を誰もが理解できるわけじゃない。
情報が多すぎるとか、結局人の問題とか、いろいろ理由はあるだろうけれど、きっとこれだって理由の一つ。手軽に手にいれたものは、あっという間に手から出ていく。
きっと僕らは、僕らはというより脳は、覚える前後の物語だって結びつけて記憶を定着させていると思うんだ。ね、そうでしょ、脳よ。
対策としては、「早く楽に簡単に」をちょっとだけ変えてみること。
例えば、覚えることに音楽(メロディ)をつけてみる。余計な情報だけど、これがあることで「楽に」「簡単に」じゃなくなって、記憶は定着しやすい。
あと、雑学とかと一緒に覚えるってのもいいね。情報量は増えるんだけど、結果そっちの方が覚えやすいよね。
イメージと一緒に覚えるってのも効果的。余計な情報だけど、前に言ったとおり余計な情報とセットの方が覚えやすいんだって。
あとはやっぱり王道の「繰り返し」。「早く楽に簡単に」を繰り返すことで、結果早くじゃなくなるけど、ちゃんと覚えられるよね。
早く楽に簡単に覚えたものは、早く楽に簡単に出ていく。
だから、どうするか考えよう。
僕らにはちゃんとそれができる力が備わっているんだからね。
本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。 自分で考えることが一番大事なのかも。