今回ご紹介するお話は、昔からある有名なお話。
まずはご覧ください。
(以下、「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺の成句)
※ここでは箱屋となっている【無跡散人『世間学者気質』より、慣用句辞典より転記
今日の大風で土ほこりが立ちて人の目の中へ入れば、 世間にめくらが大ぶん出来る。 そこで三味線がよふうれる。 そうすると猫の皮がたんといるによって世界中の猫が大分へる。 そふなれば鼠があばれ出すによって、おのづから箱の類をかぢりおる。 爰(ここ)で箱屋をしたらば大分よかりそうふなものじゃと思案は仕だしても、 是(これ)も元手がなふては埒(らち)明(あか)ず。 つまり、 大風で土ぼこり →目に入って、盲人が増える →盲人は三味線を買う(当時、三味線は盲人が弾くものだったんだって) →三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが捕まえられる →ネコが減れば、ネズミが増える →ネズミは箱をかじる →箱の需要が増え箱屋が儲かる
こんな風に、関係なさそうなことでも、すべてのことはちゃんとつながっている、というお話です。
「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺はご存知でしょうか。
関係のなさそうなことでもつながっているんだから、関係のありそうなことはもちろんやっぱりちゃんとつながているのが道理です。
特にそのつながりが強いのが「勉強」というもの。
スポーツや芸術と違って、やればやっただけ単純に伸びていくのが勉強です。もちろん効率のいいやり方や得意不得意はあります。
だけど、どんな人でもやればやっただけ伸びるのが勉強。
そして、やればやっただけ楽しくなってくるのも勉強です。
さらにこのお話のように、一見関係なさそうなことも勉強にはつながってきます。
ゲームも、漫画も、遊びも、スポーツも、意識一つですべて勉強に活かすことができます。
どうせやらなきゃいけないことですから、なるべく楽しく上手にできるように、色んな事を活用しましょう。
能力や才能なんて言葉に逃げないで。
本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。 やればできる。それが勉強のいいところだよ。