早速まいりましょう。今回は「失敗から学ぶ勉強術」です。
「失敗」を知ることが大事
成功には失敗が必要不可欠、失敗がなければ、失敗から学ぶことはできません。でも、失敗は怖い。成功したいって本気で思っているからこそ、怖い。挑戦することは大事で、失敗は大切だと知っているけど、怖い。誰だってそうですよね。
失敗しない人は、何もしない人。ここでも何度か登場した言葉ですが、どうしても怖い人には、良い方法があります。
それは、誰かの失敗を知ることです。
もちろん、成長に一番効果的なのは自分の失敗でしょうが、他人の失敗も教訓にできれば大きな経験になります。歴史の授業や友達の失敗談を自分の糧にしましょう。親や先生は成功体験を語るより、失敗談を話した方が、生徒たちが活かせるかもしれません。
失敗に隠された物語を知ること
失敗は、失敗だけでは機能しません。それで終わってしまうと、同じ失敗を繰り返すことになってしまいます。
なぜ失敗したのか。そのストーリーを知ることが大切です。それを考えることが大事なのです。
織田信長が天下を取れなかったのはなぜ?ソ連が崩壊したのはなぜ?ギリシャが破産したのはなぜ?
あなたが失敗したのは、なぜ?
そこに物語が隠されています。
見つけるときのポイントを話しておきましょう。それは他責ではなく自責で物事を捉えること。難しいことですが、失敗の裏側にある物語を知ることが、成長のための大きな一歩となるのです。
ケアレスミス退治
誰もが経験のある勉強においての失敗といえば、ケアレスミスですね。
しかし、このケアレスミス。恐ろしいことに、神出鬼没で正体もあやふやです。一括りに「ケアレスミス」と言っても、理由が様々なのです。
今回のテーマは「失敗から学ぶ勉強術」。今回学んだノウハウを活かして、この勉強にとって、最も困難な壁を乗り越えてみましょう。
まず「失敗を知ること」が大事でしたね。
人のケアレスミス、自分のケアレスミス、まずはその事例を集めましょう。テストの答案、問題集の間違え、ノートの端っこ、至る所に隠れています。
事例を集めたら、その物語を知るんでしたね。
なぜ間違えたのか。検証しましょう。時間がなかった?焦ってた?気持ちの問題?体調の問題?そもそもわからなかった?邪魔が入った?問題を勘違いしていた?
さぁ、そのケアレスミスはどんなストーリーで生まれたのでしょうか。
これを知ることができれば、解決策が見つけられます。
・時間がなかった→スピードをつける練習を。テストの受け方のコツを身につける。 ・わからなかった→準備不足。準備をしっかりとする。 ・勘違い→問題を見るではなく「読む」ことを意識。小さく声に出すなど工夫を。 ・体調不良→治す!
解決策は一例です。人それぞれに物語があり、解決策があります。困ったら先生に相談してみましょう。
失敗を失敗のまま終わらせない。失敗したからには、そこから学び取る。その姿勢が、成長の秘訣です。
本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。