記事投稿日 : 2022/09/21 ひとり言

センスは「あるもの」じゃなくて「後から作られるもの」

「数学はセンス!」

と、思っている方が多いと思いますが、僕は違うと思います。

図形の中に補助線を書き込む問題だったり、解法の閃きだったり、センスが重要な科目とよく言われます。確かに生まれながらの天才なんて人も中に入るのでしょう。でも、ほとんどは違います。ほとんどの人のセンスは、後天的に身につくものなのです。

問題と対峙する。うんうん唸って考えるも1度目は敗北。解説を読み込む。なるほど、わかった。2度目の挑戦。またも敗北。また解説を読み込む。そうかそうか、今度こそ。3度目の挑戦。やっと問題に勝利する。間を開けて4度目の挑戦。ん?待てよ、これってこういうやり方もできるんじゃないか。お、できた。次の問題もこのやり方使えるかな。お、できた……

みたいにして、積み重ねた問題量とかけた時間が自らのセンスにつながるのです。近道はありません。

コツコツの毎日が、空白の補助線を生み出す。歯を食いしばった経験が、いつかの閃きに出会わせてくれる。

だからこそ今日も、いつかの自分のためにコツコツを続けよう。努力を始めよう。

自分で自分のセンスを磨こう。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。