例えばこんな問題が出された時に、手が止まる子がいます。
赤いリボンの長さは16.5mm、白いリボンの長さは8.25mmで、青いリボンの長さは赤いリボンの長さの0.8倍です。青いリボンの長さは白いリボンの長さの何倍ですか?
手が止まった理由には色んなことが考えられますが、多くの場合は「小数や単位が邪魔して頭に内容が入ってこない」や「小数や単位が邪魔してどうしていいかわからなくなる」といったことだったりします。
では、その問題文をこうしたらどうでしょう。
赤いリボンの長さは10mm、白いリボンの長さは5mmで、青いリボンの長さは赤いリボンの長さの2倍です。青いリボンの長さは白いリボンの長さの何倍ですか?
ちょっとは手が動きやすくなるのではないでしょうか。
簡単な数字に置き換えて、式さえ立てられれば、あとはその式を真似て数字を入れ替えるだけで答えが出せます。簡単な数字にして図式化するのもいいですね。ちなみに最初の問題の答えは1.6倍です。
人間、「難しい」とか「面倒臭い」って思ったことって、動きにくくなるんですよね。だから、何事においても、「まずは簡単なところから考えてみる」というのは非常に大事なことです。
勉強だけではありません。お仕事においても、何か厄介なことに取り掛かろうというときは、あえて何か周辺の小さいことから始めて、その流れで取り掛かるとスムーズに仕事を終えられたりしますよね。シンプルにすると頭も足も手も心も軽くなる感じですね。
難しいことをやりたい時ほど、簡単なところから考え始める。
そうするとうまくいくことが多い気がしています。
本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。 勉強を通してそういった考え方も学べるわけですね。勉強って面白いね。