実に突然ですが、今回は体力のお話です。
そうです、あの体力です。走る時とかによく使うやつです。ウィキペディアには、「体力とは生命活動に必要な運動能力のことである」と書かれています。意外と難しいですね。
遠くまで行くには体力が必要です。ハードなトレーニングをする時にも。
ただ、これだけ話しておいて、今日はただの体力の話ではありません。今日したいのは勉強の体力のお話です。
もう字面で想像できますか?勉強の体力、すなわち勉強する時に使うエネルギーみたいなものです。暗記したり問題解いたりすると減っていきます。集中力や意志力なんかと似た意味かもしれません。
端的に言いましょう。勉強ができる人というのは、豊富な勉強の体力を持っています。
体力の使い方が上手いというのもあるんですが、それにしてもちょっとやそっとじゃなくならないほどの勉強の体力を持っています。
逆に、勉強が苦手な子は、この勉強の体力が少ない子が多いです。ちょっとやると疲れてしまう。頭がショートしちゃう。座っていられない。誘惑に負けてしまう。トイレいっぱい行く。
そんな子が一念発起していくら勉強頑張ろう!と思っても、すぐにはなかなかうまくいかないのは、なんとなく想像できますよね。でもね、安心してください。
勉強の体力は、日々のトレーニングで鍛えられます。つまり、勉強ができる人というのは、今までの日々のトレーニングで勉強の体力を鍛えてきた人たちということですね。
え?勉強の体力、どうやって鍛えるのかって?簡単です。勉強をするんです。
勉強をすればするだけ、勉強の体力は増えていきます。勉強の中身というよりは、頭を働かせること自体が大切なんですかね。とにかく、自分がイメージする勉強をやってみてください。実は、勉強以外のことでも、例えば遊びや体験の中でも勉強の体力は増やせるのですが、それはまた別のお話。
特に勉強の苦手な子の場合は、科目を絞って勉強するといいです。あれもこれもは体力を無駄に使ってしまいます。無駄遣いすると体力の容量が少ない分すぐバテちゃって、一科目ずつが効果的な勉強になり得ません。できえば1科目に絞って勉強しましょう。
すると、少しずつ体力がついてきて長時間勉強できるようになりますし、エネルギーを集中している分その科目での「やったらできた!」という成功体験も増えるので、それを通じて勉強への負の感情も消しやすいです。
あと大事なのは、焦らないこと。勉強の体力を増やすには地道な努力と時間が必要ですから、どうか本人も周りの方々も焦らないでくださいね。
マラソン始めようと思っても、いきなり42.195キロは走れないのと一緒。徐々に慣らしていきましょう。初めは3キロ。次は5キロ。慣れてきたら10キロ。無理をするとどこか痛めて嫌いになっちゃいます。勉強も同じです。
遠くまで行くには体力が必要です。ハードなトレーニングをする時にも。あと、あのね、前へ進もうと思ってグッと力を入れた時に、「ああだこうだ」と誰かから邪魔されるのって、めっちゃ体力消費するんですよ。あとね、誘惑されるものを身近において勉強するってのも、意外と体力消耗するんです、気になっちゃってね。
コツコツ。一歩一歩。
まずは勉強の体力を増やすところから始めてみませんか。
本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。 使わないとすぐに落ちるのも体力。