「トップ校に合格するために、数学は中1から何をしておけばいいでしょう」。
トップ校とは、学力向上進学重点校やそのエントリー校というイメージでいいでしょう。
まずは結論から。
数学は先取りをして中3までの内容を早めに終わらせてしまうことをオススメします。
もちろん余力のある場合です。焦らなくてもいいです。躓いているのに先に進んでしまっては本末転倒ですし、まずは一つ一つのアイテムを頭の中に入れる感じで、じっくり進めていきましょう。
ここからはそう述べた理由を説明していきます。理由自体はいくつかありますが、今日は一番大きな理由を記していきたいと思います。
数学という科目の特性上、入試のような総合問題では「何をどんな風に使うのか」から思考を始めなければなりません。与えられた条件などを踏まえて、何を使ってどうやって解くかから考えていくわけですね。
ただ、これが普段の数学の勉強となると、大体「方程式」「一次関数」「確率」「三平方の定理」と単元で分けられている中で問題を解きますから、なかなかそこから思考し始めるという経験ができないんです。
色んなアイテムを頭の中に入れた状態で、総合的な問題を解く。この経験を多く積むことが数学の一番伸びる勉強のやり方だと考えています。
ですから、早くその状態に持っていきたいわけですね。
ちなみに上位校を目指す塾ですと、中2で中3までの全単元をほぼほぼ終わらせて、そこからはひたすら演習です。
塾に頼らず勉強する場合にも、数学の予習は「参考書などを読んで理解して勉強を進める」という練習にもなりますから、一石二鳥です。そこで磨いた力は高校入学後に活きますよ。コツコツやれるといいです。
まとめると、トップ校を目指した中1からの数学オススメの勉強のやり方は…
1、普段→最低8割の理解でいいので、先へ進む 2、学校定期テスト前→単元に戻って、完璧に近づける(このときに範囲の入試問題などに触れるのもいい) 3、中3夏以降→この時期までに中3内容を終わらせて総合問題を多く解く
という流れでしょうか。
参考になれば幸いです。
本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。 自ら学ぶ意志があれば道は開ける。