記事投稿日 : 2022/07/14 ひとり言

コツは余裕を持つこと

余裕を持つということは、のんびりやろうよ、ということではない。

必死になっての一生懸命の勉強の中でも、それこそ勉強力を無駄に消費しないためには、それなりの余裕が必要だ。

余裕には、精神的な余裕と物理的な余裕があると思う。

 

精神的な余裕とはつまり、心の中に晴れ間をつくることだ。忙しさや苦しさ、あるいは唐突に嫌なことなんかに出会ったときも、逃げ込める少し気持ちのいい日なたを作っておくことだ。「そこがある」というだけでゆとりができる。前へ進みやすくなる。結果、そこに逃げ込まなかったとしても、それは意外とあるだけで十分なものだ。

 

物理的な余裕はもっとわかりやすい。それは概ね時間のことだ。勉強しよう、思ったときにだけど机の上がグチャグチャで始められない、では駄目だ。それでは余裕は持てない。物理的な余裕を持つには、先回りと準備が必要だ。逆説的に言えば、先回りと準備ができていなければ、余裕は持てない。それは何も勝負の前だけではなくて、勝負中だって同じだ。

時間内ギリギリに終わるテストで100点を取ることは難しい。少し余裕を持って解き終えるくらい準備が必要だ。習慣や仕組み、繰り返しやテクニックなど、物理的な余裕の持ち方は世界中にいくつもある。氾濫している。焦ることはない。一つずつ少しずつ色々と試してみて、自分に合う方法を見つけにいこう。そしてそれは必ず見つかる。楽しみだね。

 

自分を追い込んで追い込んで追い込んで発揮する力はとても魅力的だけれど、それは何度も使えるものではない。それを知っておこう。君の人生はまだまだずっと続いていくから、まだまだずっと使えるものを手にいれよう。それが重要だ。

余裕がないと人にも自分にも厳しくなってしまう。余裕がないと傷つきやすい。余裕がないと笑顔が減る。余裕がないと。いいアイディアだって浮かんでこない。

 

心に晴れ間を。時間に、隙間を。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。
雲の向こうはいつだって晴れている。