記事投稿日 : 2022/07/11 ひとり言

楽して上げる勉強力《簡単に勉強力を上げる裏技》

「楽して稼げる○○」みたいな迷惑メールのようなタイトルですが、内容は至って真面目です。先日は【勉強力】についての説明をしましまね。今回はその追加情報です。

今回のテーマは「勉強力を簡単に上げる裏技」。勉強をするのに使う勉強力を、楽に上げる方法とは一体何なのでしょうか。実は全然裏ではないのですが、気にせず参りましょう。

 

 

勉強力を一気に高める裏技。それは、

「目的を持つ」

ということです。

近くのゴミ箱へと行くのを面倒くさがる人間が、旅行だとわざわざ遠くへ行きたがります。これが「目的」の力。

あなたにとって勉強をする目的とは何でしょう。

え?そんなに簡単に見つかったら苦労しないって?

そうですよね。では、少し質問を変えましょう。「目的」ではなくて、まずは「目的地」について考えてみましょう。

あなたにとって理想の自分とは?3日後、1週間後、3ヶ月後、1年後、3年後、10年後、どんな風な自分になっていたい?会いたい人はいる?行きたい場所はある?したいことはある?なりたいものはある?行きたい中学や高校や大学や会社は?欲しいものや貰いたいお給料やしたい生活は?

なんでもいいです。現実的でも非現実的でも誰かに笑われるようなことでも嘘みたいな本当でも。一つでも、たくさんでもいい。自分の中にある本音を見つけてみましょう。(仮)でもいいです。

最低一つでも見つかりましたか?それが見つからないようでもご安心ください。それは単に情報が不足しているだけです。もっと人と話したり、好きなものについて興味を持ったり、色んな場所へ行ったり、本を読んだり、「目的地」を見つける視点で色々なものに触れてみましょう。こんなご時世ですから、ネット検索も役に立ちます。

それでも見つからない……という方は、「目的地を見つけること」を目的にしましょう。

「あ、ここだ!」なんてはっきり捉えられなくても、なんとなくでいいんです。ぼんやりでもかまわないです。一つでも二つでも、百や二百でも、そこに二番手、三番手みたいな順番をつけておくのもいい。「こうなっていたいなぁ」や「こんな風だったら楽しいな」「格好いいな」。ふわふわ浮かんできたそんなイメージがあったら、捕まえて、旗を立てておきましょう。

そこがあなたの「目的地」になります。「目的地」がわかれば、あとは今居る自分の場所を確認するだけで、「目的地」への行き方や行くために必要なものがわかります。

例えば「出雲大社に行きたい」と思ったら、あとは今居る場所を確認すれば、出雲大社までどうやって行けばいいかわかります。何が必要かも。

今自分が平田に居れば、電車やタクシーや、総統頑張ったら徒歩でも出雲大社まで行けますが、アメリカに居るとしたら、まずは飛行機に乗らなければいけません。お金や時間もかかります。

そうです、この場合は「出雲大社」が「目的地」。

あなたが旗を立てた「目的地」に行くには、何が必要でしょう。【勉強】は必要ではありませんか?必要かどうかがいまいちわからなければ、近くの大人を捕まえて聞いてみましょう。「ねぇねぇ、○○に行きたいんだけど、そこに行くのに勉強って必要??」もちろん自分で調べるのもオススメですが、そんな時こそ塾を頼ってみてください。

もしも、そこで勉強が必要でなければ、極論勉強しなくたっていいと思います。でも、調べてみたらお分かりの通り、そんなことはほとんどないんです。「目的地を見つけること」が目的地のあなたでも、それを見つけるために、または見つけたときにちゃんとそこへ辿り着けるように、「選択肢を増やすこと」が勉強をする「目的」になります。

 

おめでとう!これで勉強に「目的」ができました。

この考え方に慣れてしまえば、あなたはいつでも自分の勉強力を高めることができます。迷ったとき、悩んだとき、どうしても勉強にやる気でないとき、あなたは胸に手を当てて、そっと自分に問いかけるだけでいい。

「あれ?私はどこに向かっているんだっけ?」

 

たったその一言で、あなたの内にあるキラキラしたものが、あなたの足を一歩前に進めてくれるはずです。そして有り難いことに、やる気は何かやれば出てくるのです。最初の一歩さえ踏み出せれば、あなたはもう大丈夫。

たとえ目的地が遙か遠くでも、一歩ずつ歩いて行けば必ず辿り着けます。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。
「勉強すること」が目的ではない。せっかくの「勉強力」を大切に使おう。