記事投稿日 : 2021/10/17 ひとり言

小中学生にオススメしたい勉強に役立つ3つの習慣

「小中学生のうちから身につけさせたい勉強にも役立つ3つの習慣はありますか?」

今回のテーマはこれです。それでは早速、僕なりの考えを話していきます。参考になれば幸いです。

 

覚える

まず最初の習慣は、「覚える」です。

例えばでいうと、テレビで流れていたニュースの内容や用語をなるべくそこで暗記しちゃう、読書しながら登場人物の名前を覚えちゃう、などが挙げられます。

自分に関係なさそうな情報を、「必要ないから」と捨てるのではなくて、暗記の練習にちょっと頭に残してみるのです。

それを続けていくと、暗記への抵抗がなくなったり、情報をキャッチする力が強くなったりで、後々の勉強に大いに役立ちますよ。

また、さらに慣れてくると、あんまり意識しなくとも、情報を頭に保持しておくことが自然になります。

授業中に暗記をすべて終える子とかいますよね。それができると、テスト勉強も楽にできますよね。

さらにさらに、情報を頭に残しておくということは、スピーディーな対応に繋がります。

判断までの時間が少なくて済むということですね。テレビでサッカーの試合を見たいときに何チャンネルか覚えておいたら、ボタン一つで見ることができます。覚えておかないと、調べてから回さなくちゃいけません。

「え、そのくらいいいでしょ」と思うかもしれませんが、こういう積み重ねが時間の差を生むのです。塵も積もればなんとやら。人間って、一生で半年近くも探しものをしている計算になるらしいですよ。

さらにさらにさらに、情報を頭に残しておくということは、知識の広がりやすさにも繋がります。

他にも、情報の取捨選択がうまくなったり、興味の範囲が広がったりと、良き効果がたくさんあります。

ね、覚える習慣、つけておいて損はないでしょう。

そして、この習慣を鍛える一番の方法は、親子で会話することです。家族の話の中身って、子どもはすごく気にするし、大切にするんですよね。

会話の中で色んなワードを出して、頭に残す練習をしましょう。語彙も増えるし、コミュニケーションも増えるし、一石二鳥、どころかもう大群が獲れますね。

 

長時間思考する

続いての習慣は、「長時間思考する」です。

言い換えれば、長い時間答えを探すことに慣れるってことです。

これに慣れておかないと、すぐに問題の答えを見るようになったり、集中力の使い方が下手になったり、勉強でも不利になりがちです。

大人でも難しいことは承知で話しますが、本来「考えること」って楽しいことなんですよね。一種の娯楽なんです。

そんな楽しみに気付いてもらうためにも、長時間思考する習慣は身に付けさせたいものです。

また、長時間思考することで、投げ出さない力や諦めない気持ちが強くなっていきます。これまたもちろん勉強ですこぶる役に立ちます。

この力をつけるためには、当然ですが長い時間考えることです。市販でも低学年向けのパズルや良い教材など売ってますし、一日一題とかでうんと悩む時間を設けてもいいですよね。

 

失敗する

最後に紹介する習慣は、「失敗する」です。

おいおい、失敗しちゃ駄目でしょ、と思いますか?

いやいや、「失敗しない人は何もしない人」ですよ。僕が言いたいのは、色んな事に挑戦する習慣をつけて欲しいということです。ここで「失敗する」と言ったのは、失敗する事への恐怖心やイメージを変えて欲しいっていう想いを込めているからです。

僕が思う最高の子育て、それは子どものうちにとにかく色んな体験をさせることです。勉強でも運動でも、うまくいくことでもそうじゃないことでも、楽しいことでもつまらないことでも、何でも構わないと思います。色んな事をやるから、そこできっとたくさん失敗するでしょう。失敗して失敗して、また失敗して、だけどその分成功も体験するでしょう。その一つ一つや、そんな過程が大切なのです。

それらの経験を経て、「あ、失敗は嫌だけど、悪いことじゃないんだ」なんて風に思えたらいいですね。

勉強は、成功と失敗の繰り返しです。いや、当たり前ですが、失敗の方が断然多いです。その失敗に対して、過度なマイナスイメージを持たないようにできるといいですよね。それは勉強だけではなく、人生においても大切な考え方になるはずです。

あ、もちろん大人側としては、子どもへの存在承認を大切に。行動承認や結果承認だけでは、失敗を悪いものだと思いがちですからね。

 

以上が、僕が考える3つの習慣です。

改めてまとめておきましょう。

 1、覚える(テレビや本や会話の内容をなるべく頭に残す)
 2、長時間思考する(投げ出さない力や諦めない気持ちを育てる)
 3、失敗する(たくさん色んな事に挑戦する)
 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。