記事投稿日 : 2024/02/23 ひとり言

講師たちへ贈る船のお話

昔、ある研修で講師たちに贈った言葉があります。

いつか当教室でも仲間ができたときに、また活用させてもらおうと思う言葉です。仲間っていいよね。

教室とは、船のようなものだと思います。
教室長は、船長。
講師の皆は、乗組員。
どこへ進むのか、目的地は自由。
ここを通った方がいいよ、って航路は一応ある。
でも、基本的には自由。
船長が決めることもあるし、
乗組員たちと話し合って決めることもある。
 
船の上には、裁判所も警察も軍隊もない。
陸地にいる人間たち以上に倫理観が必要になる。
広い広い海の上、厳しく管理されるわけではない。
でも、星や月や太陽、光り輝く者達が、あなた達を見ている。
恥ずかしいことは出来ない。
 
船の中の者達はみんな一人ひとり、
他の人に必要とされる仕事を探すものです。
力不足な乗組員は、力不足なりに役に立とうとする。
それはルールというより、礼儀に近い。
 
船の乗組員は、基本的にハードなお仕事。
嵐にも遭う。荒波にも、もまれる。勇気も必要。
だから、このお仕事を選んだ時点で、
あなた達はとっても強く、素敵な、
素晴らしい能力とハートを持ってる。
胸を張って、自信を持って、暮らしていい。
 
そこには、色んな人が居ていい。
得意なものや好きなものは別でいい。
違っていい。その違いが、船の上では楽しみになる。
途中で降りていくものも、
時期ごとに加わる仲間も居る。
でも、ずっと、ちゃんとどこかでつながっている。
いつでも戻ってこられる。
 
船は、進む。
目的地へ向かって、どんどんと。
色んな事が在る。出会いも、別れも、辛い事も、苦しい事も。
でも、基本的には、楽しく、ワクワク、愉快に進む。
 
どんどん色んな人を乗せて、
もっともっと、ワクワクしよう。
そして、最も重要なことは、
あなた達が居なければ、船は進めないということだ。
 
どうかよい旅を。
 

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。
さぁ、旅を続けよう。たとえ一人でも旅は続いていく。