記事投稿日 : 2022/03/21 ひとり言

勉強にも生きていくのにも大事なテンションのお話

同じ心持ちを指す言葉でも、よく「モチベーション」と「テンション」は違うと言いますよね。

「モチベーション」は持続的なもの。やる気や動機といった心の状態を指すそうです。一方「テンション」とはその瞬間的なもの。その時の気分や気持ちの抑揚のことを指すそうです。

大人も子どもも「モチベーション」で動けたら最高ですが、僕たちは感情の生き物、どうしたって「テンション」で生きがちですよね。

特に、苦手なことやネガティブなことに取り組むためには「テンション」の力を借りることが重要です。

やるべきだとはわかっているのに、なかなか手が伸びない。特に、勉強が苦手な子にとっての勉強はそういう類のものでしょう。習慣になっていると楽なんですけどね。習慣が作れていないそんな場合、僕たちはテンションの力を上手く使うべきです。

ちなみに、テンションは、何かをやると上がるそうです。受身的ではなく、自ら動く能動的な姿勢が大事ってことですね。勉強をしないといけないんだけど、テンションが上がらない。そんなときは勉強に近い簡単なことから始めてみましょう。机の周りの掃除とか、レイアウト変更とか。

そして、そこで上がったテンションを使って、すかさず勉強を始めましょう。間髪入れずにが大事です。そして、取り組んだら少しでもやった自分を褒めましょう。そうやって、ちょっとずつ「勉強するって気持ちいい」と肯定感を上げていきましょう。次の取りかかり時にかかるパワーが減ります。

自分のテンションを上げることは、自分の役目です。これは勉強だけじゃなく、その先の人生でいつでも役に立つ考え方だと思います。自分で自分のテンションの上げ方を知っている人は強いです。

さらにちなみに、人間を動かす5要素というのをご存知でしょうか。「希望」「危機感」「正しさ」「気持ちよさ」「人の想い」のことです。

「希望」や「正しさ」で動くのも大事ですが、「危機感」や「気持ちよさ」で動くのも人間だと思いますから。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。
「どうせ動くなら」くらいの感じで、自分のテンションの上げ方を知っておけるといいですね。