記事投稿日 : 2023/02/04 ひとり言

なぜ?を感じること

人間には本来、知識欲があります。誰にとっても、「学ぶこと」というのは、好きで楽しくて嬉しいことです。

それが結果や方法にこだわりすぎると、途端につまらないものになってしまいます。あとは人にやらされるのもそうですね。「勉強しなさい」なんて言われて勉強が楽しくできる人は、よほど人間的にできた人でしょう。大人だって同じはずです。もしかしたら、大人の役目とは、「勉強が楽しい」という子どもの気持ちを穏やかに見守り、時に、「正しさ」と「気持ちよさ」のバランスを大切にしながら、育むことかもしれません。そうすれば知的好奇心の塊である子ども達は、瞬時に、自然に、自由に、「なぜ?」を追っていきます。その時のその力たるや、とんでもないものです。

そして、「なぜ?」は身の回りに溢れています。子どもも、大人も、自らどんどんと、「なぜ?」の世界に、さぁ、飛び込んでみましょう。

なぜ空は青いの?

太陽の光の中で、青色の光が一番目立つからです。太陽の光の色は、赤や黄色で表されることが多いですが、実際は白に近いような色をしています。この色は「白色光(はくしょくこう)」といい、虹の色の7色(赤色、だいだい色、黄色、緑色、青色、あい色、むらさき色)が混ざりあってできているものです。 その7色の光は、どれも大気中の空気の分子に当たると散乱し広がっていきます。そして、この中で青い光は、他の光にくらべてたくさん散乱します。この光が人間の目に入るために空は青く見えるのです。

 

なぜ花には色んな色があるの?

「虫媒花」は昆虫に受粉を助けてもらいます。昆虫を呼んで受粉させるため(子孫を増やすため)目立つ色をしているのです。いい匂いや甘いみつを出すのも同じ理由です。風に花粉を運んでもらう「風媒花」は地味な花(イネ、ヨモギ等)が多いです。ちなみに、チューリップは人間が受粉を手伝うので蜜を出す機能などは退化しており、昆虫もあまり寄りません。

 

なぜ海の水はしょっぱいの?

海の水には塩のもとが溶け込んでいるからです。海は大昔、地球に降り続いた大雨がたまってできました。その時に、もともと陸地にあった塩のもとが雨の成分と混ざって、しょっぱい海ができたのです。ちなみに、1リットルの海水に食塩の成分がおよそ35グラム溶けているそうです。

 

アイスクリームはどのくらい冷たいの?

アイスクリームの温度は南極の気温と同じくらいの−10℃〜−18℃くらいです。お店のショーケースや家庭の冷蔵庫では−18℃で保存されることが多いようです。ちなみに、アイスクリームには賞味期限がありません。

 

知的好奇心、湧いてきましたか?今やインターネットを使えば世界中のどこにいても、色んな事をあっという間に知ることができます。

「なぜ?」を感じるあなたにとって、最高の時代です。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。

そして、知識は無駄になることが無い。