記事投稿日 : 2021/12/24 ひとり言

目の色を変える経験が、勉強や人生を変えていく

生徒の成績が上がる瞬間というのは、よくわかります。

正確に言えば、「生徒の成績が上がる瞬間のちょっと前から、その生徒の成績があがることは予測がつきます」ですかね。

理由は簡単。目の色が変わるからです。

ちょっと前に「目の色を変えて勉強する経験をしたことある?」と訊いたら、「カラコン?」と呟いた中学生がいましたが、もちろんそういうことではありません。

夢中になるということです。必死になるということです。

↑のニュースでも目についてはフォーカスしましたが、やはり目は口ほどにものを言うんですよね。

ですから、教室でもその子の目や姿勢を見ていれば、これから伸びるかどうかすぐにわかります。逆に、目に炎が宿っていなければ、なかなか伸びていきません。そういう子は、まずはそこに火を灯すことから始めないといけません。不思議なことに、成功体験だけじゃなく、悪い結果や悔しい思いがその着火の呼び水になることもあります。火なのに水って面白いですね。

また、なんでも結果を出せるこというのは、自分の「目の色の変え方」をなんとなくわかっているんじゃないかなと思います。人間、必死になった時や夢中になった時のパワーってすごいんですよね。それを上手にコントロールできる感じ。それにしても、火事場の馬鹿力とはよく言ったものです。諺ってすごい。

それに、既にどこかでが変わる経験をしている子は、勉強にも応用しやすい気がします。スポーツとかゲームとか、なんでもいいんですけどね。対象が違うだけで、力の使い方は同じなわけですから、早いうちから経験を増やせるといいですよね。

夢中になるっていうことは、焦点を絞るってこと。

色とりどりで魅力的な世界だから、あれもこれも欲しくなっちゃうけど、その中で君が全精力を傾けたい場所が見つかれば、あとは簡単だよ。目掛けて、突き進むだけ。

そしたら、結果や成果なんてものは、あとから自然についてくるよ。

 

本日も出雲市の個別指導塾 すずかけの木へお越しいただきありがとうございました。
宿った炎は、行く道をも照らすよ。